「井上雄彦 最後のマンガ展」
本日は滋賀から大阪に向かいました。今回の旅行のメイン『井上雄彦 最後のマンガ展』を天保山サントリーミュージアムで観るためです!東京版は日程が合わずに見に行けなかったので、大阪に来てくれて本当によかった!名古屋から遠くない!(近くもない)"最後のマンガ展"ということで、絵が単純に並んでいるようなよくあるものではない、今まで見たことがない展覧会でした。
サントリーミュージアムは今まで私が行った美術館の中では1番企画性に富んだ美術館です。例えば、『ミュシャ展』では、壁にシックで重厚感があるエンジ色のカーテンがずっと引かれていて、金の額に入れられた絵すばらしさに負けない空間演出がしてありました。他の美術館で開催されていた時も観に行きましたが、サントリーミュージアムとの違いに驚いたほどです。
そんなサントリーミュージアムでの開催ということで必要以上にハードルを上げて臨んだのですが、そんな予想を遙かに上回るものでした。
展覧会自体がマンガの最終話になっており、照明や砂浜などのインスタレーション要素を含めて"漫画を体験できる"展覧会になっていました!
入場制限があって会場内の人数が調整されていたため、バカボンドの世界観にスっと入っていけます。また、ストーリー仕立てなのでとても見やすく満足感が得られる内容でした。
バカボンドをちゃんと読んでいなかったのが残念でなりませんでした。読んでたらもっともっと楽しめたんじゃないかと思います!
普段美術館や展覧会とは無縁の方でも絶対楽しめる内容になっていますので、ぜひぜひたくさんの方に観に行っていただきたいですね。
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